• 設定 window wait は、引数 window を含むほぼすべてのビルトインアクションに適用さ れます。このビルトイン設定は、指定のウィンドウが存在しなければならないと期待される場合に使用されます。
• ただし、ビルトインアクション does/if には設定 window wait は適用されません。すなわち、if window exists, if window not exists, does window exist であります。代わりに、設定 window wait probe はこれら3つのビルトインアクションに使用されます。
• 待機時間を高く設定すると、テストのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
• ウェブオートメーションでは、まず window wait が有効になり、次に page wait が有効になります。つまり、TestArchitect はまず、指定のウィンドウが存在するかを調べます。この条件が満たされると、TestArchitect は ウェブページがレンダリングされて利用可能になるまで、割り当てられたページ待機時間を待ちます。

例えば、ビルトインアクション check window exists と check window not exists を使っていると仮定します。実行メカニズムは以下の通りである：

1. TestArchitect は指定のウィンドウの検索を開始します。
2. アクション check window exists の場合：
1. 指定のウィンドウがまだ使用可能でない場合、TestArchitect は、ビルトイン設定 window wait で指定されたデフォルトのタイムアウト 20 秒以内にウィンドウが使用可能になるまで待機します。
2. タイムアウトに達してもウィンドウが使用できない場合、TestArchitect は失敗レポートを発行します。
3. アクション check window not exists の場合：
1. 指定のウィンドウがまだ使用可能な場合、TestArchitect は、ビルトイン設定 window wait で指定されたデフォルトのタイムアウト 20 秒以内にウィンドウが使用可能になるまで待機します。
2. タイムアウトに達してもウィンドウが使用可能な場合、TestArchitect は失敗レポートを発行します。