object wait

コントロールやHTML要素が利用可能になるまでの最大待機時間、または関係するアクションによっては利用不可能になるまでの最大待機時間を設定します。
デフォルト値: 20 秒
  • 設定 object wait は、引数 control を含み、指定のコントロールが存在することを期待するすべてのビルトインアクションに適用されます。
  • 設定 object wait は、ビルトインアクション does/if には適用されません:具体的には、if control exists, if control not exists, および does control exist. これら3つのアクションには、設定 window wait probe を使用します。
  • 高い待機時間値を設定すると、テストパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

ビルトインアクション check control exists および check control not exists を使っているとすると、実行メカニズムは以下のようになります:

  1. TestArchitect は指定のウィンドウの検索を開始します。
  2. 指定のウィンドウがまだ利用できない場合、TestArchitect は ビルトイン設定 window wait で指定されたデフォルトのタイムアウト 20 秒以内にウィンドウが利用できるようになるまで待機します。
  3. タイムアウトに達してもウィンドウが見つからない場合、TestArchitect はウィンドウが見つからなかったことを知らせる警告を報告します。(合格または不合格は記録されません)
  4. ウィンドウが見つかった場合、TestArchitect は指定のコントロールの検索を開始します。
  5. アクション check control exists の場合:
    1. 指定のコントロールが使用できない場合、TestArchitect はビルトイン設定 object wait で指定されたデフォルトのタイムアウト 20 秒以内にコントロールが使用可能になるまで待機します。
    2. タイムアウトに達してもコントロールが使用できない場合、TestArchitect は失敗したメッセージを報告します。
  6. アクション check control not exists の場合:
    1. 指定のコントロールが使用可能な場合、TestArchitect はビルトイン設定 object wait で指定されたデフォルトのタイムアウト 20 秒以内にコントロールが使用できなくなるまで待機します。
    2. タイムアウトに達したがコントロールはまだ使用可能な場合、TestArchitect は失敗したメッセージを報告します。

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